グーグル、レジャー・体験提供者を支援 マップ上で容易に価格比較

2022.10.31 00:00

 グーグルは、現地発着ツアーやアトラクションを取り扱うオペレーターがより多くの旅行者にリーチできるようにするため、新たな施策を発表した。グーグルマップでチケット価格を表示し、価格をすばやく比較できるようにする。

 また近い将来、ユーザーが会社名を検索すると、オペレーターが提供する料金と予約リンクがグーグルサーチとグーグルマップに表示されるようにする。さらにチケット価格を直接編集できる機能を施設運営者だけでなくオペレーターも利用できるようにする。

 グーグルの広報担当者は、「第三者や複雑な設定を必要とせずに料金と予約リンクを表示するためのシンプルで無料の方法だ」と説明する。ただし、施設とオペレーターは、接続プロバイダーと連携するオプションも引き続き利用できるという。

 接続プロバイダーと連携することには多くの利点がある。手動で情報を入力する必要がなく、トラブル発生時の手助けもしてくれる。しかし、同社は「最適だと考えるものは何でも行うべき。ユーザーが情報の全体像を把握し、幅広い選択肢から選べると確信できるようにする」としている。


この記事は米フォーカスライト運営のニュースサイト「フォーカスワイヤー」を基にフォーカスライトの牛場春夫日本代表が執筆したものです。参考記事(英文)はこちら。
「GOOGLE ADDS NEW TOOLS TO HELP TOURS AND ATTRACTIONS OPERATORS TARGET CUSTOMERS」

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