読売旅行、添乗員同行ツアーにワクチン・検査義務 需要回復の切り札に

2021.09.27 00:00

 読売旅行は10月1日以降に出発する添乗員同行の募集型企画旅行で、新型コロナウイルスワクチン接種または検査結果陰性を参加条件とする。スタッフを含む全参加者に適用する。政府が行動規制緩和策として検討するワクチン・検査パッケージが需要回復の切り札になると目し、そろそろ旅に出たいと考えている顧客にいち早く応じる。

 出発前日時点で2回目の接種から14日以上経過していることが条件(アストラゼネカ製は15日以上)。検査では、出発の3日前以降に採取した検体によるPCRまたは抗原定量検査で陰性の場合に認める。

 健康チェックシートや検温も継続する。出発当日、ワクチン接種の事実と接種日または検査結果がわかる書類等の提出に加え、チェックシート等の条件を満たせば参加できる。

【あわせて読みたい】読売旅行が新ガイドライン 行動制限緩和、旅行市場の再開へ前進 ワクチン接種や陰性証明で観光振興策も