2024年4月22日号>障害は社会の側に 合理的配慮の義務化にどう対応?
2024.04.21 00:00
街や電車の中で車椅子や白杖を利用している方を見かけるたびに、何かできることはあるか、逡巡してしまいます。そんな迷いやためらいは、ややもすれば腫れ物に触るかのごとき行動でもあるでしょう。4月から事業者の義務となった合理的配慮の提供で重要なのは「特別なことだと思わずにいつもどおりに心遣いをすること」。障がい者みらい創造センターの竹内亜沙美理事長はそう助言します。障害は人ではなく社会の側にあるもの。分け隔てなく旅行できる社会への前進を願って、特集を届けます。
【特集】
*障害は社会の側に
合理的配慮の義務化にどう対応?
障害者差別解消法が求める障害者に対する合理的配慮が、法改正に伴い事業者の「義務」となり、4月1日に施行された。観光関連事業者はどのように理解し、対応していけばいいのか。
▽キーワードはどこでも誰でも
▽旅行業への助言
篠塚恭一(SPIあ・える倶楽部代表取締役)
▽宿泊施設はどう対応すべきか
竹内亜沙美(障がい者みらい創造センター理事長)
▽観光のバリアを取り除けるか
島川崇(神奈川大学国際日本学部教授)
統計・資料
*2023年賃金実態調査
年齢別平均年収・モデル賃金・平均月収・一時金
注目のニュース
GWの海外旅行どこまで回復?
添乗員平均年齢、10年で10歳上昇
24年の観光産業は「記録更新の年」
免税売上高比率、初の1割超え
誌上セミナー
*今日からできる120%予算達成術
『お客さまが求めるサービスの創造』
コラム
*視座 最明仁(日本観光振興協会理事長)
*観光学の扉 鮫島卓
*黒須靖史のミステリーショッパー
*三浦雅生弁護士が答えるよろず相談
*山田静のツレヅレナルママニ
*ビジネスパーソンの日々雑感 板村康
関連キーワード
カテゴリ#バックナンバー#新着記事
-
?>
-
2024年9月16日号>いまこそ知りたい世界遺産 持続可能なツーリズムのために
?>
-
2024年9月9日号>来たれ!クルーズブーム 日本船建造ラッシュをてこに
?>
-
2024年9月2日号>わたしのターニングポイント 不確かな時代に立つ産業人に向けて
?>
-
2024年8月19・26日号>見直そう文化のチカラ 日本に眠る成長の鍵
?>
-
2024年8月12日号>ユニークエクスペリエンス 特別な体験創出のヒント
?>
-
2024年8月5日号>カスハラ対策 深刻化で体制整備待ったなし
?>
-
2024年7月29日号>旅のキャンセル料 時代に則したルールづくりに向けて
?>
-
2024年7月22日号>競争入札と談合 成長領域の落とし穴
週刊トラベルジャーナル最新号
アクセスランキング
Ranking
-
旧戸田家がオーベルジュに 広川町、運営を民間委託
-
政府が日本版ESTA導入へ 30年までに開始 円滑な入国や不法滞在防止に
-
着地型で攻めの値付けも集客好調 下諏訪町、成長と雇用確保へ「正当な対価」
-
いまこそ知りたい世界遺産 持続可能なツーリズムのために
-
旅行業倒産、17カ月ぶりゼロ 24年は低水準 宿泊業も8月最少
-
大村湾で自転車&船の旅 4港で一緒に乗り込み可能に
-
観光のGDP寄与額、日本4位 WTTC調査 米国2兆ドルで1位維持
-
免税売上高、すでに23年超え 1~7月で過去最多に 単価上昇
-
オーバーツーリズム抑制へ新規32事業 観光庁が採択 混雑の可視化など
-
Z世代は旅行もタイパ重視 SNSで見てすぐ出発 行動は迅速