エアビー、日米の地方交流に100万ドル 地域振興の現場視察に派遣

2024.04.22 00:00

©Satoshi Nagare

 エアビーアンドビーは日米観光交流年の今年、両国間で複数年にわたる地方観光交流プログラムに100万ドルの資金を拠出する。来年にかけて、日本から15~20人の観光・ホスピタリティー分野のプロフェッショナルを米国に派遣し、米国の地方観光の事例や地方観光がもたらす効果などについて知見を得てもらうプログラム。米国務省の国際ビジターリーダーシッププログラム(IVLP)を通じて行われる。

 日本からの参加者は米国各地のエアビーに滞在する。地域での宿泊を通してホストや地元の人々とのつながりを築き、観光体験が地方経済に好影響を及ぼしている様子を実際に見てもらう。

 同社は地方観光促進に力を入れている。昨年は利用者の訪問先が最も分散した年になったとし、米国では約600の街で初めてエアビーの予約が入り、そのうち80%以上は地方だった。

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