ライプツィヒへ音楽の旅を ゲヴァントハウス管弦楽団幹部が魅力アピール

2023.12.04 00:00

シュルツ総支配人(写真左)とネルソンス常任指揮者

 ドイツ東部の音楽の都ライプツィヒから、ゲヴァントハウス管弦楽団の幹部が来日し、日本公演に先立ち都内で会見を開いた。その歴史とともにライプツィヒの魅力を語った。

 世界の名門オーケストラの中でも、ゲヴァントハウスはワーグナーなど偉大な作曲家が自らの作品を指揮した類いまれな存在で、「重要無形文化財といえる」(アンドレス・ネルソンス常任指揮者)。ライプツィヒでは毎年6月にバッハ音楽祭が行われるなど、「イベントが豊富で旅の目的になる」(アンドレア・シュルツ総支配人)。

 バッハ音楽祭を組み込んだツアーを造成してきたグローバルユースビューローは今年も集客が好調だったという。日本バッハ協会の理事でもある柴崎聡代表取締役社長は「とても良いコンサートイベントなので、ぜひ旅行業界に知ってもらいたい」と話している。

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