中部空港、旅客数を上方修正 23年度900万人と予想 着実に回復
2023.11.27 00:00
中部空港の旅客数が順調に回復している。運営する中部国際空港会社は23年度上期(4~9月)の業績を踏まえ、通年の見通しを当初予想の820万人から900万人に上方修正した。このうち国際線は305万人(当初予想240万人)、国内線は595万人(同580万人)を見込んでいる。
予測値に届けば19年度比で国際線は49.2%、国内線は92.9%まで回復することになる。なかでも国際線は訪日需要の拡大で復便・増便を想定。旅客数もアジア方面の増加により、当初予想の3割増に近い伸びを期待する。
上期の実績は、国際線旅客が128万人で19年度比36.4%、国内線旅客は306万人で同88.7%だった。
24年3月期中間期(23年4~9月)は売り上げが拡大したことに加え、コスト増抑制などにより営業利益28億6000万円を確保。純利益は58万円で、中間期として19年度以来4期ぶりとなる黒字を計上した。
下期も上期とほぼ同額の3億円の営業黒字を見込む。ただ、営業外費用などを反映し、通期の純損益は3億円の赤字と予想している。
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