ターキッシュ・エアラインズ、三笠宮記念財団とパートナーシップ 文化遺産保護と交流促進に協力

2023.10.17 10:55

 ターキッシュ・エアラインズ(TK)は三笠宮記念国際親善文化財団とパートナーシップ協定を締結した。文化遺産の保護と地域交流の促進が目的で、協力関係を深めていく。

 三笠宮記念財団は、アナトリア考古学研究所が行う地域交流事業と文化財保存事業を援助する組織。トルコを本拠地として、同国内3つの遺跡の保護をはじめ、研究所内に隣接して立つ日本庭園「三笠宮記念庭園」で地域交流や住民の教育支援などを行っている。TKとのパートナーシップ締結に当たり、先ごろ駐日トルコ共和国大使館で調印式が行われた。

 24年は日本・トルコの外交関係樹立100周年の節目となる。TKは日本を重要市場と位置付け、7月に33年までの中期的グローバル戦略を発表した。現在、羽田・成田/イスタンブール線を計週11便運航しているが、12月12日から関西/イスタンブール線を週4便で再開し、日本とトルコ間の座席供給量を増やす。

 写真左から、大村幸弘三笠宮記念財団理事、コルクット・ギュンゲン駐日トルコ共和国大使、ファトゥマヌル・アルトゥンTK取締役

関連キーワード