セブンシーズ・エクスプローラー日本初寄港 リージェントの高級客船 25年までに16本計画

2023.04.04 10:21

最上階スイートのリビングルーム

 外国船社が運航するクルーズ船の日本寄港が始まった3月、リージェントセブンシーズクルーズのラグジュアリーブランド「セブンシーズ・エクスプローラー」が東京国際クルーズターミナルに初寄港した。同船は客室すべてがバルコニー付きのスイート。23年は東京・横浜発着のクルーズ7本を予定しており、ほぼ完売の状況。25年までの3年間で計16本の実施を予定している。

 日本発着クルーズの乗客比率は日本人が数%で、ほぼ外国籍で占められる。しかし、来日したリサ・パイル・アジア太平洋地区セールス担当副社長兼ジェネラルマネージャーによると、日本人利用者にやや変化が起きているという。「予約が積極的になっており、リピーターに加え、初めてという人もかなり増えている」(同)。

 同社は日本人の利用者が比較的多い日本発着クルーズや一部の海外発着クルーズに日本人スタッフが乗船するサポートを再開。対応を強化している。

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