コンカー、新時代の出張管理 テレワーク促進やCO2削減で 国内手配も強化
2023.02.20 00:00
![](https://www.tjnet.co.jp/wp-content/uploads/2023/02/online-5059831_640.jpg)
出張・経費管理のコンカーは、新しい海外出張管理のあり方として「ニューノーマルトラベル構想」を発表した。従来のBTM(ビジネストラベルマネジメント)のテーマである業務の効率化、ガバナンス、コスト最適化に加えて、テレワーク促進、社員の安全管理、環境配慮を新たな重要課題と捉え、自社ソリューションでの対応を強化する。
テレワーク促進では、例えば社内会議での出張を申請すると、オンライン会議を推奨するメッセージを自動で表示し、時間・コスト削減が図れるようにする。安全管理では出張時に旅程データをリスクマネジメント会社と自動連携したり、出張による二酸化炭素(CO2)排出量を従業員単位で可視化し、行動の選択に役立つ機能を備える。
国内出張では、これまでのシステムではカバーが足りなかった旅行手配部分について、JTBビジネストラベルソリューションズと連携して新サービスを開始。出張申請から手配、旅程管理、精算、分析まで可能になった。
海外出張に関する契約数を現在の108社から25年までに累計200社に増やす計画。国内出張の新サービスは23年に6社の契約を獲得し、26年までに累計84社に拡大する販売目標を掲げた。
【あわせて読みたい】重要性増す出張時の鉄道利用 手配には課題も 法人旅行で温暖化対策が本格化、出張規定に反映へ
カテゴリ#観光・旅行業経営#新着記事
キーワード#BTM#新着記事
キーワード#JTB#新着記事
キーワード#SDGs#新着記事
アクセスランキング
Ranking
-
釜石市、持続可能な観光でまた称号 日本初のゴールド賞 鍵は地域のマネジメント
-
米国、グローバルエントリープログラムを本格運用へ 東京・大阪の面接会に参加多数
-
6月の客室利用率は前年割れ 閑散期と単価重視が影響
-
ファーイースト・ホスピタリティ、日本で3軒目のホテル運営開始 3倍の2000室に拡大へ
-
日本籍船のディズニークルーズ誕生へ オリエンタルランド参入で市場に活気
-
競争入札と談合 成長領域の落とし穴
-
日本でも金融×旅行の流れ 三井住友カード、外資系OTAと提携
-
ベルトラ、韓国大手OTAと提携 インターパークに訪日商品供給
-
『奏で手のヌフレツン』 壮大な神話のような読了後の満足感
-
ニューカレドニア観光局が休局 情勢不安で打撃 日本の回復も遅く