JTBグループ、エコ・ファースト企業に認定 旅行業で初の取得

2024.05.06 00:00

八木哲也環境副大臣(右)から認定を受けるJTBの西松千鶴子執行役員サステナビリティ担当

 JTBグループは環境省からエコ・ファースト企業の認定を取得した。同省が推進するエコ・ファースト制度に基づき、環境保全に関する取り組み目標をまとめたエコ・ファーストの約束を環境相に提出し、認められた。旅行業では初めてという。

 エコ・ファースト制度とは、企業が環境の分野で先進的・独創的でかつ業界をリードする事業活動を行うことを約束として宣言し、環境相が認定する制度。JTBグループのエコ・ファーストの約束では、事業活動での環境に及ぼす負荷を段階的に削減し、30年度までに二酸化炭素(CO2)排出量を実質ゼロ、50年度までにカーボンニュートラルを目指す。

 このほか、環境教育を通して持続可能な社会のつくり手の育成に貢献する。観光地のデジタル化を支援して環境保護や事業者の課題解決に取り組むことなどを掲げている。

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