旅行アプリに改善の余地 フライト再予約や間際検索に課題
2022.11.14 00:00
ITコンサルティングのアプローズが実施した調査で、旅行関連アプリはユーザー満足度に関して改善の余地があることがわかった。回答者5000人のうち37%が、キャンセルされたフライトの再予約や間際での宿泊施設の検索などにアプリが役立っていないとしている。また20%がアプリの操作性に不満を感じていた。
アプローズの担当者は、「旅行中に計画が変更され、旅行者が調整する必要がある場合、アプリが効率的かつ迅速に変更を管理できるようにすることが重要」と述べている。
ユーザーが抱くアプリの問題点は、「探していた情報が見つからない」(18%)、「応答時間が非常に遅い」(13%)、「(翻訳など)ローカライゼーション」(12%)など。決済手段を利用するのが難しいという回答も11%を占めた。
一方、旅行アプリ経由の予約は22年第2四半期に16%増加し、デジタルツールの使用に対する消費者の強い欲求を示している。
この記事は米フォーカスライト運営のニュースサイト「フォーカスワイヤー」を基にフォーカスライトの牛場春夫日本代表が執筆したものです。参考記事(英文)はこちら。
「TRAVEL APPS HAVE WORK TO DO IN IMPROVING CUSTOMER SATISFACTION」
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