J-CAT、和文化体験を貸し切りで提供 訪日市場にサービス開始

2022.10.31 00:00

 ジャパンカルチャーアンドテクノロジー(J-CAT)は、由緒ある寺社や老舗の工房などを貸し切り特別な体験を提供するサービスを訪日市場向けに開始した。昨年から日本人向けに提供してきたが、このほど予約サイトの英語版「Wabunka」を開設し、プログラムも外国人向けにアレンジした。

 訪日個人旅行が再開し、体験需要が高まっている。一方、日本の伝統文化・芸術分野はIT化とグローバル化への対応が遅れ、観光体験が知られていなかったり探せないといった課題がある。サービスを通じて解決を図りたい考え。

 体験プログラムは非日常的な空間を貸し切り、少人数の外国人だけのグループ単位で実施する。各分野のプロである職人や芸術家などが講師を担い、経験が豊富な通訳案内士を手配する。

 素材の掘り起こしには、同社のリサーチチームが日々調査を行い、事業者に直接提案する。打ち合わせを重ねて完全に独自のプランに仕立てていく。また、ITを活用して事業者の集客もサポートする。

 プログラムの一例は、京都の大徳寺大慈院での座禅体験(約120分)が1人2万5000円から。宇治の中村藤吉本店は特に訪日客の人気が高いといい、挽き抹茶体験とお茶づくし(約150分)が1人1万5000円から。

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