ベトナム航空、地方路線拡大へ県と連携加速 鹿児島に続き島根と

2024.03.11 00:00

 ベトナム航空(VN)は5月に出雲空港とハノイとの間でチャーター便を運航する。島根県とVN、東京のエムエスツーリストが昨年12月に締結した覚書・協定に基づく取り組み。観光分野等での緊密な連携を通じて、島根・ベトナム間の国際定期便の就航実現を目指す。

 ベトナムと出雲を結ぶチャーター便は12年ぶり。往路は25日に出雲発、復路は29日にハノイ発。ツアー商品は、松江市の一畑トラベルサービスがハノイフリープランなど3コースを販売し、参加者150人を募集している。

 地方路線の拡大に向けてVNは、同様の取り組みを鹿児島県およびエイチ・アイ・エス(HIS)とも実施しており、今回が2例目。連携協定を締結して、双方のインバウンド観光を推進。共同プロモーションの展開やチャーター便の運航などを計画している。

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