宿泊業の倒産、1月は5件 すべてコロナ禍に起因 旅行業は1件

2024.02.19 00:00

 東京商工リサーチの調べによると、1月の宿泊業の倒産は5件で負債総額は31億3100万円となった。前年同月に比べ1件の増加で、2カ月連続で増えた。いずれもコロナ禍に起因しており、長年の経営不振によるしわ寄せや販売不振が響いた。

 負債総額は23億4600万円増えた。「ホテルニューオウミ」などを運営するエッチ・エヌ・オーが負債約11億円に上ったほか、5億円以上10億円未満も2件あった。

 一方、旅行業の倒産は2件減の1件にとどまり、6カ月ぶりに前年同月を下回った。負債総額は2000万円。

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