別府で電動キックボードの実証実験 2次交通の課題解決へ 観光ツアーも検討
2023.12.25 00:00
東急、別府市産業連携・協働プラットフォームB-biz LINKは、別府エリアで電動小型モビリティシェリングサービス「LUUP(ループ)」を活用した実証実験を展開している。ループは関東圏や関西圏など都市部を中心にサービスを拡大しているが、九州では初の取り組み。
別府は以前から観光地における2次交通手段の課題が指摘されていた。電動小型モビリティの導入で移動手段選択肢を増やし、周遊観光を活性化できるか検証する。
JR別府駅構内にある観光案内所「ワンダーコンパス別府」に電動キックボード5台を配置。10分ごとに100円で貸し出す。営業時間は8時45分~17時。貸し出し受け付けは16時30分まで。ワンダーコンパスは外国人観光客向けのサービスを強化し、東急電鉄と別府に事業拠点を持つHuber.(ハバー)が19年に開業した。
3月まで実施し、期間中は電動キックボードを活用した観光ツアーも検討している。
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