ハワイ州観光局、24年に日本人渡航者100万人回復へ

2023.12.21 15:25

方針を発表するミツエ・ヴァーレイ日本支局長

 ハワイ州観光局(HTJ)は日本からハワイへの渡航者数を24年に100万人に回復させる目標を設定した。コロナ禍前の19年の60%水準。

 23年は9月末時点で全世界から約731万7000人が訪れ、19年比6.5%減とほぼ回復している状況。その中で日本は米本土を除くと世界2位の市場(全体の6%のシェア)だが、1~9月は約38万2000人。19年同期の約117万人と比較すると32%の低水準で推移している。

 回復を促すため、マスメディア向けのプロモーションを展開する。10月には交通広告などで「旅、はじめるなら やっぱりHAWAI’I」を開始した。マスメディアでの訴求は即効性が高いと見て、継続して行う。

 また、「マラマハワイ」として推進してきた、自然や文化を守り住民の生活に配慮するサステナブルツーリズムをはじめ、ハネムーナーやゴルファー向けの㏚もさらに強化していく。

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