苫小牧市、長期滞在支援の窓口開設 ライダー特化のワーケーション体験も

2023.09.04 00:00

ユーザー参加型のテレワーク応援MAP

 北海道苫小牧市は、ワーケーションなど長期滞在と現地での事業者交流を応援する窓口を開設した。市のウェブサイト内に特別ページを設けた。長期滞在に関する情報を発信するほか、グーグルマップの共有機能を活用し、市内滞在者の声を集めたユーザー参加型の「みんなで作る苫小牧テレワーク応援MAP」を提供する。情報は随時更新し、市内で長期滞在したいテレワーカーや企業交流を希望する事業者らを支援する。

 今年度内にワーケーション体験ツアーを3回実施する。その1つが全国でも珍しいライダー特化型プラン。苫小牧港には年間1万人以上のライダーが降り立つ。9月14~16日のツアーでは、ツーリング、グルメ、温泉、市内各地でのテレワーク体験、フェリー代金最大2万5000円キャッシュバックなどの特典を設けた。このほか、交流促進やキャンパー応援プランをテーマにしたツアーを予定している。

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