横手市の地域振興にポケモンGO 国交省事業の7例目

2023.06.26 00:00

 国土交通省が実施するスマートフォン向けゲームアプリ「ポケモンGO」で地域の歴史的建造物を紹介する取り組みが、秋田県横手市で始まった。

 ゲームの進行に欠かせない道具が手に入るポケストップとして登場したのは、横手城下の旧羽州街道沿い、後三年合戦伝承地など計22カ所。横手市の代表的な歴史建造物である木村屋商店本店、旧片野家住宅、陣館遺跡など、現地に足を運ぶとスマホ画面に建造物の説明が表示され、ゲームを楽しみながら地域の歴史の魅力やまちづくりの取り組みに触れることができる。

 ポケモンGOは世界で10億回以上ダウンロードされている。国交省は新たな切り口で地域特有の歴史文化の再発見や親しむ機会を提供するため、各地で実装を進めている。神奈川県小田原市を皮切りに、静岡県三島市や和歌山県広川町などで行い、今回は事業の第3弾で7自治体目となる。

関連キーワード