法人旅行大手の豪フライトセンター、富裕層旅行を強化 英企業を買収
2023.02.20 00:00
![](https://www.tjnet.co.jp/wp-content/uploads/2023/02/table-5356682_640.jpg)
オーストラリアを拠点とするフライトセンター・トラベル・グループは、英国の高級旅行会社スコット・ダンを1億2100万ポンドで買収する契約を締結した。1986年に設立されたスコット・ダンは200人の正社員を擁し、英国と米国を2大市場とし、アジアでもわずかながら展開。一方、82年創業のフライトセンターは20カ国以上でレジャー・法人旅行事業を展開している。今回の買収により、英米のラグジュアリー市場への参入を果たし、ラグジュアリー旅行ブランドを立ち上げる計画を早急に進めるとしている。
フライトセンターのグラハム・ターナー共同設立者兼CEOは、「スコット・ダンは一流のイメージを持ち、プレミアムな価格で取引され、顧客と深いつながりを持つことができる」とコメント。スコット・ダンは独立したビジネスユニットとして運営する。
この記事は米フォーカスライト運営のニュースサイト「フォーカスワイヤー」を基にフォーカスライトの牛場春夫日本代表が執筆したものです。参考記事(英文)はこちら。
「FLIGHT CENTRE TRAVEL GROUP TO ACQUIRE SCOTT DUNN TO TAP LUXURY MARKETS」
【あわせて読みたい】法人旅行のFCM、日本市場に本腰 新体制で顧客開拓 5~7年後にトップ3圏内へ
カテゴリ#観光・旅行業経営#新着記事
キーワード#BTM#新着記事
キーワード#富裕層#新着記事
キーワード#法人旅行#新着記事
アクセスランキング
Ranking
-
旅行取扱額で19年超え企業、11社に拡大 10月実績 海外旅行は7割まで回復
-
キーワードで占う2025年 大阪・関西万博からグリーンウオッシュまで
-
「海外旅行は国の大きな課題」 JATA髙橋会長、回復へ政策要望
-
肩書インフレという時代
-
観光産業底上げに国際機関が重要 PATA日本支部、活動を再び積極化
-
『日経トレンディ2025年1月号 大予測2030-2050』 勝負を決めるのは人間
-
旅行業の倒産、24年は低水準 零細企業中心に22件 すべて消滅型
-
ビッグホリデー、「旅行商社」を標榜 販売店との共栄へ新事業 まず介護タクシー旅行
-
海外旅行市場、若年女性がけん引 25年の実施意向トップ 国内旅行でも顕著
-
OTOAが5年ぶり新年会 海外旅行回復や支払い改善促進に期待