ジャマイカ、日本との観光交流を促進 24年に外交関係樹立60周年 若年層に照準
2022.10.24 15:22
ジャマイカのエドモンド・バートレット観光大臣が先ごろ来日し、日本の航空会社や大手旅行会社、JATA(日本旅行業協会)などと旅行商品造成に関する会合を持った。日本の水際対策が大幅に緩和され、観光目的の渡航者の増加に高い期待を抱いている。日本はジャマイカ産ブルーマウンテンコーヒーの最大輸入国で、24年には日本とジャマイカの外交関係樹立60周年を迎えることもあり、今後、外交はもちろん、文化交流や観光交流を促進したい考えを示した。
現在、両国間を結ぶ直行便はなく、米国・カナダ経由がアクセスの利便性が高い。ジャマイカ観光局のドノバン・ホワイト局長は日系航空会社の直行便開設を願いつつ、「まずは乗継便のアクセスが便利なことを日本市場にアピールしていきたい」と語った。
24年に向けて送客増を促す。スポーツや音楽、ダンス、アウトドアなどに関心が高く知的好奇心の高い若年層をターゲットに据えた。今後、この世代に向けたプロモーション戦略を策定していく。
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