ワーケーション先でアイデアソン 全国6地域で官民イベント 働き方改革と地域活性化促す

2022.10.17 00:00

 ワーケーション自治体協議会(WAJ)と総務省が主催し、日本観光振興協会と日本経済団体連合会などが共催するワーケーション推進に向けたモデル事業の合宿型ツアーイベントが全国6地域で行われている。21年度に開始した施策の第2弾。ワーケーションを一過性のブームに終わらせることなく、地域活性化と働き方改革の促進などにつなげる狙い。

 10月中旬~11月中旬に北海道、長野県、福井県、和歌山県、鳥取県、宮崎県日向市の6地域で実施する。国家公務員や自治体職員、企業社員などが2~3泊で現地をに集い、各自テレワークの時間も取りながら、地域の観光資源・産業やワーケーション関連施設への視察、地元事業者や有識者の講義と意見交換、プレゼンテーションなどを行い、成果や課題を広く発信する。

 ワーケーション・コレクティブインパクトと題したこの取り組みは、官民の垣根を越えた地域課題解決アイデアソンという位置付け。視察・体験といったツアー的な要素に加えて、講義や人材交流、グループディスカッションに重きを置いた。それぞれの自治体が独自のテーマでプログラムを用意。例えば、WAJ事務局も務める和歌山県の場合、「和歌山から発信するCX(コーポレート・トランスフォーメーション)」というタイトルで、基調講演、パネルディスカッション、ワークショップ、シンポジウムなどを行う。

 WAJはイベントの特長として、官民の参加者同士がそれぞれの知識や思いを共有できること、実際に現地に赴いて地域の資源や課題を体感することで、よりリアルで深い議論が行えることを挙げる。新たなネットワークづくりができる機会として、イベントへの参加を広く呼びかけている。

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