文化観光推進で3件の計画認定 永平寺など 理解増進・来訪促進等へ国が支援
2022.09.12 00:00
文部科学省と国土交通省は文化観光推進法に基づき、新たに3件の事業計画を認定した。栃木県立博物館、大本山永平寺(福井県)、大阪市立美術館によるもので、それぞれの文化資源の魅力増進や文化の理解促進、来訪促進などの取り組みに補助金を交付する。海外からの観光客誘致では日本政府観光局(JNTO)が海外宣伝に協力するなどで支援する。
博物館、美術館、寺社など文化観光拠点施設を中核にDMO、観光協会、旅行会社などが連携し、具体的な来訪者数拡大等の数値目標を掲げて事業を展開する。栃木県立博物館は、とちぎ文化芸術デジタルアーカイブシステムの導入、永平寺では魅力をわかりやすく伝える映像コンテンツの作成、大阪市立博物館では作品のデジタル化と活用のためのデータベース構築などを行う。
今回の3件と合わせて、これまでに認定された計画は全国で計44件となった。
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