トラベルポート、次世代プラットフォーム準備 ブランドも変更
2021.03.22 00:00
トラベルポートは、ワールドスパン、ガリレオ、アポロの3つのGDSを提供している体制から移行し、1つのシステムでマルチソースコンテンツを提供する次世代プラットフォームの立ち上げを準備している。グレッグ・ウェブCEOは「旅行・観光のコンテンツを集約した基盤と小売りのマーケットプレイスを提供することに資源を集中している」と述べている。新プラットフォームの立ち上げに先立ち、ブランドも変更。「change is for the brave」とのキャッチフレーズを掲げた。
ウェブCEOは、新プラットフォームに加え、プロセスを簡素化し、サプライヤーとバイヤーが取引の価値を最大化できるよう支援することに重点を置いているとしている。その方針に基づき、昨夏に法人予約プラットフォームのロコモ―トを創業者に売り戻し、12月にはeNett部門と仮想カード発行会社オプタルの売却を決めた。
この記事は米フォーカスライト運営のニュースサイト「フォーカスワイヤー」を基にフォーカスライトの牛場春夫日本代表が執筆したものです。参考記事(英文)はこちら。
「Travelport rebrands to align with company’s “monumental culture shift”」
カテゴリ#観光・旅行業経営#新着記事
キーワード#GDS#新着記事
キーワード#トラベルポート#新着記事
週刊トラベルジャーナル最新号
アクセスランキング
Ranking
-
旅行取扱額で19年超え企業、11社に拡大 10月実績 海外旅行は7割まで回復
-
キーワードで占う2025年 大阪・関西万博からグリーンウオッシュまで
-
「海外旅行は国の大きな課題」 JATA髙橋会長、回復へ政策要望
-
肩書インフレという時代
-
観光産業底上げに国際機関が重要 PATA日本支部、活動を再び積極化
-
『日経トレンディ2025年1月号 大予測2030-2050』 勝負を決めるのは人間
-
旅行業の倒産、24年は低水準 零細企業中心に22件 すべて消滅型
-
海外旅行市場、若年女性がけん引 25年の実施意向トップ 国内旅行でも顕著
-
ビッグホリデー、「旅行商社」を標榜 販売店との共栄へ新事業 まず介護タクシー旅行
-
OTOAが5年ぶり新年会 海外旅行回復や支払い改善促進に期待