Travel Journal Online

トラベルポート、次世代プラットフォーム準備 ブランドも変更

2021年3月22日 12:00 AM

 トラベルポートは、ワールドスパン、ガリレオ、アポロの3つのGDSを提供している体制から移行し、1つのシステムでマルチソースコンテンツを提供する次世代プラットフォームの立ち上げを準備している。グレッグ・ウェブCEOは「旅行・観光のコンテンツを集約した基盤と小売りのマーケットプレイスを提供することに資源を集中している」と述べている。新プラットフォームの立ち上げに先立ち、ブランドも変更。「change is for the brave」とのキャッチフレーズを掲げた。

 ウェブCEOは、新プラットフォームに加え、プロセスを簡素化し、サプライヤーとバイヤーが取引の価値を最大化できるよう支援することに重点を置いているとしている。その方針に基づき、昨夏に法人予約プラットフォームのロコモ―トを創業者に売り戻し、12月にはeNett部門と仮想カード発行会社オプタルの売却を決めた。


この記事は米フォーカスライト運営のニュースサイト「フォーカスワイヤー」を基にフォーカスライトの牛場春夫日本代表が執筆したものです。参考記事(英文)はこちら。
「Travelport rebrands to align with company’s “monumental culture shift”」[1]

Endnotes:
  1. 「Travelport rebrands to align with company’s “monumental culture shift”」: https://www.phocuswire.com/travelport-unveils-new-identity-to-align-with-monumental-culture-shift?oly_enc_id=7798E1381467C7B