エアビーがタビナカに投資、観光券販売のチケッツ株主に
2019.11.18 00:00
![](https://www.tjnet.co.jp/wp-content/uploads/2019/11/gallery-1803525_1280_R.jpg)
エアビーアンドビーは、観光施設やアトラクションの予約サイトを運営するオランダのチケッツに投資した。これまでの資金調達額の倍となる6000万ドルに及ぶシリーズCラウンドを牽引。投資額は不明だが、少数株主になったという。アトラクションのチケット販売を支援し、顧客のエクスペリエンス向上につなげる。
エアビーは、旅行先での体験プログラム「エクスペリエンス」でチケット販売を意図的に回避し、ユニークなローカル体験の提供に特化している。一方、チケッツは3000のアトラクションと提携し、そのうち3分の2に対して予約管理、多言語、時間管理、値付けプログラムのサービスを提供している。取り扱う入場券は、サグラダ・ファミリア、バチカン宮殿、ゴッホ美術館などだ。
エアビーは、16年に訪問地のローカルな案内人と旅行者をマッチングする「トリップ・フォー・リアル(Trip4Real)」を買収。今年初めには、体験や宿泊、食事などを組み合わせたパッケージ商品として「アドベンチャー」をコンテンツに追加した。
この記事は米フォーカスライト運営のニュースサイト「フォーカスワイヤー」を基にフォーカスライトの牛場春夫日本代表が執筆したものです。参考記事(英文)はこちら。
「Airbnb leads $60M investment in attraction bookings brand Tiqets」
カテゴリ#観光・旅行業経営#新着記事
キーワード#エアビーアンドビー#新着記事
キーワード#タビナカ#新着記事
アクセスランキング
Ranking
-
釜石市、持続可能な観光でまた称号 日本初のゴールド賞 鍵は地域のマネジメント
-
米国、グローバルエントリープログラムを本格運用へ 東京・大阪の面接会に参加多数
-
6月の客室利用率は前年割れ 閑散期と単価重視が影響
-
ファーイースト・ホスピタリティ、日本で3軒目のホテル運営開始 3倍の2000室に拡大へ
-
日本籍船のディズニークルーズ誕生へ オリエンタルランド参入で市場に活気
-
競争入札と談合 成長領域の落とし穴
-
日本でも金融×旅行の流れ 三井住友カード、外資系OTAと提携
-
ベルトラ、韓国大手OTAと提携 インターパークに訪日商品供給
-
『奏で手のヌフレツン』 壮大な神話のような読了後の満足感
-
ニューカレドニア観光局が休局 情勢不安で打撃 日本の回復も遅く