出張費節約したらインセンティブ、新興旅行会社がユニークな試み
2019.09.09 01:00
![](https://www.tjnet.co.jp/wp-content/uploads/2019/09/laptop-3196481_1280_R-1.jpg)
法人旅行のロケットリップ(Rocketrip)は、目標どおりかそれ以上に旅費を節約した出張者に報奨を提供するユニークなビジネスモデルを開発した。同社は13年創業のスタートアップ。
出張手配がセルフサービスモデルに移行しつつあり、出張者はあたかも休暇旅行と同じように多くの選択肢の中から自身で自由に旅程を組み立てることを望んでいる。しかし、大手企業では、出張規定の厳格な順守が求められ、選択肢は極めて制限されている。そのうえ、旧来型の予約システムのユーザーエクスペリエンスは劣悪で、厳しい規定順守はかえってモラルと生産性の低下を引き起こしかねない。
ロケットリップは、法人旅行でもレジャー旅行と同様に旅行者(出張者)をビジネスの中心に置いている。昨年にはグーグル・ベンチャーズから1500万ドルの出資を獲得した。
この記事は米フォーカスライト運営のニュースサイト「フォーカスワイヤー」を基にフォーカスライトの牛場春夫日本代表が執筆したものです。参考記事(英文)はこちら。
「In the Big Chair – Dan Ruch of Rocketrip」
カテゴリ#海外旅行#新着記事
-
?>
-
人生に不可欠な“遊び”の場を訴求 カリフォルニア観光局、ブランド刷新で
?>
-
米国、グローバルエントリープログラムを本格運用へ 東京・大阪の面接会に参加多数
?>
-
ブランドUSA、セールスミッションで日本重視の姿勢 目標達成へ市場の回復欠かせず
?>
-
韓国団体旅行の販売意欲促進へ JATA・KTOが共同でコンテスト
?>
-
ニューカレドニア観光局が休局 情勢不安で打撃 日本の回復も遅く
?>
-
ドイツ観光局、開局50周年で需要喚起強化 日本市場は緩やかな回復
?>
-
夏の海外旅行、19年の6割 JTB推計 国内も需要に落ち着き
?>
-
旅行心理、家計に余裕なく節約志向 JTB総研調査 20代は海外旅行に前向き
キーワード#出張#新着記事
キーワード#業務渡航#新着記事
キーワード#法人旅行#新着記事
アクセスランキング
Ranking
-
釜石市、持続可能な観光でまた称号 日本初のゴールド賞 鍵は地域のマネジメント
-
米国、グローバルエントリープログラムを本格運用へ 東京・大阪の面接会に参加多数
-
6月の客室利用率は前年割れ 閑散期と単価重視が影響
-
ファーイースト・ホスピタリティ、日本で3軒目のホテル運営開始 3倍の2000室に拡大へ
-
日本籍船のディズニークルーズ誕生へ オリエンタルランド参入で市場に活気
-
競争入札と談合 成長領域の落とし穴
-
日本でも金融×旅行の流れ 三井住友カード、外資系OTAと提携
-
ベルトラ、韓国大手OTAと提携 インターパークに訪日商品供給
-
『奏で手のヌフレツン』 壮大な神話のような読了後の満足感
-
ニューカレドニア観光局が休局 情勢不安で打撃 日本の回復も遅く