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出張費節約したらインセンティブ、新興旅行会社がユニークな試み

2019年9月9日 1:00 AM

 法人旅行のロケットリップ(Rocketrip)は、目標どおりかそれ以上に旅費を節約した出張者に報奨を提供するユニークなビジネスモデルを開発した。同社は13年創業のスタートアップ。

 出張手配がセルフサービスモデルに移行しつつあり、出張者はあたかも休暇旅行と同じように多くの選択肢の中から自身で自由に旅程を組み立てることを望んでいる。しかし、大手企業では、出張規定の厳格な順守が求められ、選択肢は極めて制限されている。そのうえ、旧来型の予約システムのユーザーエクスペリエンスは劣悪で、厳しい規定順守はかえってモラルと生産性の低下を引き起こしかねない。

 ロケットリップは、法人旅行でもレジャー旅行と同様に旅行者(出張者)をビジネスの中心に置いている。昨年にはグーグル・ベンチャーズから1500万ドルの出資を獲得した。



この記事は米フォーカスライト運営のニュースサイト「フォーカスワイヤー」を基にフォーカスライトの牛場春夫日本代表が執筆したものです。参考記事(英文)はこちら。
「In the Big Chair – Dan Ruch of Rocketrip」[1]

Endnotes:
  1. 「In the Big Chair – Dan Ruch of Rocketrip」: https://www.phocuswire.com/Rocketrip-Big-Chair-Dan-Ruch