2024年5月20日号>没入型体験 イマーシブが変えるコト消費
2024.05.19 00:00
真っ暗な展示空間に作品が映し出され五感で体感する没入型展覧会、ホテルに泊まり俳優が物語を演じる様を楽しむ没入型演劇、そして完全没入体験できるイマーシブテーマパークの開業……。いま、没入型(イマーシブ)エンターテインメントが注目を集めています。ただ、その体験内容は幅広く言葉がひとり歩きしている様子も。ニッセイ基礎研究所の廣瀬涼さんは観光産業がビジネスに取り込むには消費者が抱くイメージとの不一致を生まないことと説きます。イマーシブが変えるコト消費に着目しました。
【特集】
*没入型体験
イマーシブが変えるコト消費
没入型のエンターテインメントが人気だ。名画の作品世界に入り込む疑似体験ができる展覧会が数百万人を動員し、飲食中にミステリー劇が始まって客が登場人物として巻き込まれるレストランが人気を博す。3月には世界初の没入型テーマパークも開園した。ツーリズム産業はこの潮流をどのように取り込んでいけばいいのか。
▽没入型エンタメが続々と
▽いまなぜイマーシブ体験か
廣瀬涼(ニッセイ基礎研究所生活研究部研究員)
黒須靖史(ステージアップ代表取締役)
松田久一(ジェイ・エム・アール生活総合研究所代表取締役社長)
注目のニュース
第1種旅行業、5年連続の減少
人手不足で営業制限が深刻に
訪日客、3大都市圏への集中加速
2月旅行取扱額、海外34%減
誌上セミナー
*JNTO発外客攻略のヒント
『インド人はなぜ訪欧を好むのか』
コラム
*視座 高橋敦司(ジェイアール東日本企画常務取締役チーフ・デジタル・オフィサー)
*ぶらっとまち歩き 以倉敬之(まいまい京都代表)
*宿泊ビジネスの灯 井門隆夫(國學院大學観光まちづくり学部教授)
*トラブル処方箋 小池修司弁護士がアドバイス
*3万フィートのおもてなし 中西克吉
*ビジネスパーソンの日々雑感 松浦賢太郎
統計・資料
*旅行業主要43社2月の取扱状況
*国・地域別訪日外国人客数
*渡航先別日本人訪問客数
関連キーワード
カテゴリ#バックナンバー#新着記事
-
?>
-
2025年1月6・13日号>ツーリズムのリーダー論 誰が産業界を牽引するのか
?>
-
2024年12月23・30日号>ニュースで振り返る2024年 円安がもたらした正と負のインパクト
?>
-
2024年12月16日号>ナイトライフ復活なるか 東京の夜をもっと楽しく
?>
-
2024年12月9日号>奮闘する地銀 観光分野で増す存在感
?>
-
2024年12月2日号>廃校へ行こう! 地域の思いが詰まった空間へ
?>
-
2024年11月25日号>次はDMCの時代? 整備に向かう地域、その役割とは
?>
-
2024年11月18日号>日本版ESTA 電子渡航認証制度導入へ
?>
-
2024年11月11日号>修学旅行脱ピンチの糸口 無償化が投じる一石
週刊トラベルジャーナル最新号
アクセスランキング
Ranking
-
築地場外市場にスマートごみ箱 ポイ捨てなど課題に対処
-
観光庁予算、旅客税財源の比率83%に上昇 コンテンツ強化、ICT、DMOに注力
-
観光収入、日本は伸び率上位 59%増で米仏など大国しのぐ
-
主要7空港の外国人入国者数、那覇もようやく19年超え 9月実績 韓国3.7倍で
-
文化観光の計画認定、旧醤油工場も たつの市など4件 制度開始から計57件に
-
今治に地域創生のヒント クールジャパンDXサミットで岡田武史氏が披露
-
未体験の訪日市場出現の中で ひがし北海道DMOがシンポジウム
-
中部空港、訪日誘客に主体的関与 地域ブランド共創室を設置
-
小樽市、ファンコミュニティー開設でリピーター育成 新たな魅力発掘も
-
検索エンジンのフォルシア、東証に新規上場 ハイブリッド型サービスへ進化描く