リッツ・カールトン・ワイキキ、大規模改装で魅力アップへ 日本人客が順調回復
2024.03.21 19:12
ザ・リッツ・カールトン・レジデンス、ワイキキ・ビーチの日本人利用が順調に回復している。先ごろ来日したヴォ・フイ広報部長によると、コロナ禍の期間中は海外市場の中で韓国が旅行者数で1位だったが、現在は日本がコロナ禍前の50%程度まで回復。再び1位に返り咲いた。
同ホテルは16年の開業で、現在、大規模なリニューアルプロジェクトが進行中。今秋から38階建てエヴァタワーの客室も改装に入る。改装のコンセプトは、古代ハワイ諸島の「アフプアア」から着想した。山頂から海辺に至る平地まで一体が共同生活区域だったもので、エヴァタワーでは下層階のデラックス客室を海やビーチ、中層階のグランド客室を山や森、最上階のプレミアム客室を空や虹という設定で、モダンテイストを盛り込み改装する。
オアフの魅力を反映させるようなデザインになるといい、「地元文化と関わりの深いリニューアルのコンセプトはお客さまに喜んでもらえるのでは」とヴォ氏。改装は各フロアごとに順次行い、25年第1四半期に終了する予定。
同ホテルでは現在、スイートカテゴリーに3泊以上宿泊する日本からの旅行者のみを対象に、ローカルブランド「アロハコレクション」とコラボレーションしたオリジナルデザインのポーチを提供するサービスを行っている。ホテル周辺の自然をイメージしたオーダーメイドのデザインで、複数のパターンがあり、1室につき1つ贈られる。
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