カンタス航空、日本路線を倍増 羽田/シドニー線1日2便に

2023.06.05 00:00

写真提供/カンタス航空

 カンタス航空(QF)は11月26日から日本路線を倍増する。羽田/シドニー線は羽田発で朝と夜の1日2便に増便する。また、羽田発着のメルボルン線とブリスベン線を成田に移管したうえで、それぞれデイリー運航に増やす。これにより現在の3路線合わせて週14便が週28便になる。

 使用機材は、新たに運航する羽田発朝便にB787-9型機(3クラス236席)を投入する。羽田発夜便と、成田に移管してデイリーとなるメルボルン線(現行週4便)とブリスベン線(同3便)は引き続きA330-300型機(2クラス297席)を使用する。

 同社は東京をはじめロサンゼルス、ニューヨークなど主要な目的地へのフライトを増便し、旺盛な旅行需要の回復に合わせて国際線ネットワークを強化する。グループの国際線輸送能力は、コロナ禍前に比べて12カ月前は44%だったが現在は84%で、24年3月までに約100%に回復する予定。

関連キーワード