ウーバートラベル、1万都市に拡大へ ビアターとの提携など機能強化
2022.12.12 00:00
ウーバーは旅行サービス「ウーバートラベル」を世界1万都市以上に拡大するべく、取り組みを強化している。ユーザーがアプリを通じて体験・アクティビティーを予約できるビアターとの提携が含まれる。
ビアターとの提携は3月に開始した「ウーバーエクスプローラ」の一環。ユーザーはアートやカルチャー、ナイトライフ、音楽、ショーなど、ビアターが厳選したユニークで高品質な体験をアプリで検索・予約できると同時に、その場所までの乗車券も予約できる。米国の14都市とメキシコシティ、マドリードでまず提供しており、さらに対象市場を広げる予定。
5月に北米で開始したウーバートラベルは現在、世界中のユーザーが利用できる。アプリとメールアカウントを接続すると、フライト、ホテル、レストランの予約が自動的にウーバーアプリに取り込まれ、住所を入力せずに全旅程で乗車予約ができるようになる。
英国では8月から電車やバスを検索・予約できるオプションを追加。またこのほど新たにロンドンの3空港から高速バスや特急など地上移動を予約できる機能を追加した。
この記事は米フォーカスライト運営のニュースサイト「フォーカスワイヤー」を基にフォーカスライトの牛場春夫日本代表が執筆したものです。参考記事(英文)はこちら。
「UBER ADDS VIATOR CONTENT, EXPANDS UBER TRAVEL TO 10K CITIES」
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