9月の百貨店外客売上高3倍 19年比64%減 客数は4.5倍

2022.11.21 00:00

 日本百貨店協会がまとめた9月の訪日外国人客の来店動向によると、調査対象88店舗の総売上高は前年同月比204.0%増の約91億7000万円となった。6カ月連続のプラス成長で、伸び率が拡大している。コロナ禍前の19年同月比では63.7%減。

 1人当たり購買単価は約32万6000円で前年同月より32.8%減少したものの、購買客数が352.7%増の約2万8000人となり、売り上げの伸びを支えた。

 売上高の内訳を見ると、ハイエンドブランドなど一般物品が218.5%増の約82億7000万円、食料品など消耗品は115.1%増の約9億円。いずれも順調に回復しているが、一般物品がより好調で、シェアも90.1%と依然として大部分を占めている。

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