白山市で顔パス決済実証実験、金沢工業大学が産学連携

2021.09.27 00:00

 白山市白峰エリアで顔認証の実証実験が行われている。金沢工業大学とホテル管理システムを手掛けるスマートホテルソリューションズが連携した。8月21日から開始し、22年2月ごろまで展開する。

 ホテルのチェックイン・アウト、支払いを顔認証で可能とする同社のシステムを使い、対象を土産物店や温泉、飲食店に広げる。地域の施設やアクティビティーもすべて顔パス決済で行う実験で、利用した合計金額をチェックアウト時にまとめて支払う仕組み。

 金沢工業大学は白山麓キャンパスに地方創生研究所イノベーションハブを置き、学びの場、産学官民の連携の場として地方創生の旗振り役を担っている。教育×観光×DXをコンセプトに、地域DMOの白山市観光連盟とも協力し、地域一丸となって観光地域づくりに取り組んでいる。

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