長野県、旅行延期なら次回の宿泊割引 感染拡大防止で新施策
2021.09.13 00:00

長野県は新型コロナウイルス感染拡大を防止するため、県内の宿泊予約を延期した旅行者に次回の宿泊代金を割り引く施策を講じた。「信州の宿 宿泊延期割」として9月3~20日の期間中、対象施設の宿泊予約を10月4日~12月28日または22年1月10~31日に変更(延期)した場合、当初予約していた宿泊施設での次回の宿泊代金を1人1泊当たり3000円引きとする。
ただし、宿泊日の変更(延期)に対して、宿泊約款に基づくキャンセル料が発生する場合がある。また、対象施設となるためには、事前に事業者登録が必要。さらに割引の対象は1施設当たり500人泊が上限となっている。
県は感染拡大を徹底的に食い止めるため、命と暮らしを救う集中対策期間を9月3~12日に実施。この取り組みと併せて、県内での宿泊旅行を延期してもらおうと今回の施策を展開した。
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