米セーバー、航空運賃の比較機能開発 コンテンツの複雑化に対応
2021.04.19 00:00

セーバーは、旅行会社が航空運賃やその他の航空プロダクトやサービスを比較できるストアフロント機能を開発した。同社のショッピングAPIを介して利用でき、旅行会社は独自のストアフロントを構築し、顧客ニーズに応じた運賃表示が可能。将来的には法人旅行予約・管理ツール「ゲットゼア」でも利用できるようになる。
セーバー・トラベル・ソリューションズのキャシー・モーガン副社長は「航空コンテンツがより複雑になっており、どのように簡素化し、最も豊かなショッピング体験を推進するかに真剣に取り組んでいる」と語る。
旅行会社は変更や払い戻しなど、さまざまなサービスの項目を表示する「棚」を作成し、運賃やサービスを比較できる。航空会社にとっては、運賃と運賃に含まれるサービスが表示され、特に自社公式サイト以外で他の航空会社とプロダクトの差別化を図ることができるため、この種のテクノロジーを以前から望んでいた。
この記事は米フォーカスライト運営のニュースサイト「フォーカスワイヤー」を基にフォーカスライトの牛場春夫日本代表が執筆したものです。参考記事(英文)はこちら。
「Sabre unveils storefront technology enabling comparison of airline」
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