グーグル、ホテル広告プログラムに新形態 宿泊後に手数料支払い
2020.06.22 00:00
![](https://www.tjnet.co.jp/wp-content/uploads/2020/06/android-2941163_1280_R.jpg)
グーグルはホテル広告プログラムの「グーグル・ホテル・アド」で新たな料金制度「pay-per-stay」を提供している。コロナ禍でホテルがコストを最小限に抑えながら予約を獲得する方法を模索している現状に対応した。過去数年間にわたり、一部で試験運用していたが、全世界のすべてのグーグル・ホテル・アド加盟パートナーが利用できるようにした。加盟社は旅行者が宿泊した後にのみグーグルに広告料金を支払う仕組み。予約をキャンセルした場合は支払いは不要となる。
ホテルの直販支援を行うMiraiのパブロ・デルガドCEOは、この新たなオプションについて、「ホテルのマーケティングにおけるゲームのルールを変更する」と指摘。「宿泊ごとであれ成約ごとであれ、コミッションモデルで需要を獲得することは革命にほかならない」と話す。理由として、クリック単価モデルが主流だったため不可能だった利益の確保などを挙げた。
この記事は米フォーカスライト運営のニュースサイト「フォーカスワイヤー」を基にフォーカスライトの牛場春夫日本代表が執筆したものです。参考記事(英文)はこちら。
「Google expands pay-per-stay hotel ad product to quell risk aversion」
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