米プリファードホテルズ、旅館に熱視線 加盟促進に意欲
2020.03.16 00:00
独立系高級ホテルのコンソーシアムであるプリファードホテルズ&リゾーツ(PHR)のミシェル・ウッドリー取締役社長が先ごろ来日し、日本での展開について、「体験や歴史ある建築物などに特化した加盟ホテルを加えたい」と語り、旅館の加盟に意欲的な考えを示した。すでに歴史的建造物としても有名な横浜のホテルニューグランドが加盟しており、そうしたホテルへの需要は高いという。
昨年、東急ホテルズと提携し導入を始めたロイヤリティープログラム「アイ・プリファー・アライアンス」により、東急ホテルズ会員によるアイ・プリファー加盟ホテルの利用が増えたといい、手応えを得ている。他のホテルグループとの提携も進めているという。
また、最近の世界的なトレンドとして、環境保護やLGBTQのファミリー層への対応を強化したり、地域社会に配慮してローカルの人々が利用できる場を意識するホテルが増えているという。旅行者の動向では、オーバーツーリズムを避ける目的から、当初予定した目的地ではなく、知名度が低くても文化などの似た特徴のある都市に行き先を変更するセカンドシティトラベラーが多い傾向も指摘した。
カテゴリ#海外旅行#新着記事
-
?>
-
エアビー、日米の地方交流に100万ドル 地域振興の現場視察に派遣
?>
-
GWの海外旅行どこまで回復? 「まだ5割」の声多く JTB推計は9割水準
?>
-
添乗員平均年齢、10年で10歳上昇 人口も減少止まらず 待遇改善が喫緊の課題
?>
-
海外旅行意欲、諸外国と乖離 アメックス調査 24年も行き先は国内が主流
?>
-
ユナイテッド航空、待望の羽田/グアム線就航へ 成田とすみ分け
?>
-
JAL、“つながり”の総量拡大で企業価値向上へ 中期経営計画 30年度に1.5倍の660万人回
?>
-
エールフランス、パリ線さらに強化 羽田から最大週17便に
?>
-
HIS、通期純利益60億円の予想 第1四半期の好調受け上方修正
キーワード#ホテル・旅館#新着記事
週刊トラベルジャーナル最新号
アクセスランキング
Ranking