航空会社の付帯収入、1位はアメリカン航空の72億ドル
2019.10.07 01:00
![](https://www.tjnet.co.jp/wp-content/uploads/2019/10/airport-84240_1280_R.jpg)
アイデアワークスカンパニーの調査によると、航空会社76社の18年の付帯収入は約527億ドルだった。アメリカン航空が72億ドルでトップとなり、ユナイテッド航空が58億ドル、デルタ航空が55億ドルと続いた。上位10社で350億ドルを超える付帯収入を稼ぎ出し、そのうちFFP会員の収入が55%を占めた。
興味深いのは、ライアンエアーやイージージェットなど、上位10社に入るローコストキャリア(LCC)の場合、付帯収入はすべてアラカルト運賃と旅行商品の販売によってもたらされていることだ。また、スプリット航空やフロンティア航空は総収入の40%以上を付帯収入が占めることも明らかになった。
乗客1人当たりで見ると、1位のスプリット航空が50.94ドルで、08年の18.61ドルから大幅に増加した。
この記事は米フォーカスライト運営のニュースサイト「フォーカスワイヤー」を基にフォーカスライトの牛場春夫日本代表が執筆したものです。参考記事(英文)はこちら。
「Loyalty programs still the biggest ancillary earner for most airlines」
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