熊本県が都内銭湯でPR、くまモンが登場

2019.02.11 08:00

 熊本県は熊本地震からの観光復興を後押しするため、東京都墨田区の銭湯
「押上温泉大黒湯」を約1カ月、PRマスコットキャラクターで彩る企画「銭湯くまモン」を2月6日から開始している。実施期間は3月4日まで。

 外観から浴室内のデザイン、のれんやおけ、ロッカーの内側など至るところにくまモンが描かれ、銭湯絵師の田中みずきさんが描いた熊本の風景や、復旧中の熊本城の絵が披露されている。くまモンの限定グッズや熊本の名産品も販売する。

 県は若者の間でレトロがブームとなっていることに着目し、人気の高い下町エリアの銭湯の利用客にターゲットを絞ったプロモーションを展開することにした。東京マラソンを控え、市民ランナーが銭湯を活用していることから、NHK大河ドラマ「いだてん」の主人公で熊本出身の金栗四三のPRも併せて行う計画だ。