ブルーフラッグとJTBが連携協定 海洋保全と企業のESG経営を支援
2024.06.10 00:00
国際環境認証「ブルーフラッグ」の普及に取り組む日本ブルーフラッグ協会とJTBは包括連携協定を締結した。地域に海洋保全活動の支援策を提案するとともに、企業のSDGs(持続可能な開発目標)達成に貢献するプログラムを提供する。
日本には海の恵みを生かした観光地が多数あるが、環境問題が深刻化し、海水浴客などが減少傾向にある。一方、企業は環境・社会・ガバナンスを重視したESG経営を推進するうえで具体策が課題となっていた。地域の認証取得を支援し、取得ビーチやマリーナを軸に循環型観光支援策の提案や環境体験研修のパッケージ造成支援などを行う。
ブルーフラッグはビーチやマリーナ、観光用船舶を対象にした国際認証で国際環境教育基金(FEE)が実施し、日本ブルーフラッグ協会は取得支援に特化した国内唯一の組織。5月時点で国内14カ所が取得している。
【あわせて読みたい】2024年4月8日号>乱立するエコラベル どうする持続可能な観光の認証取得
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