岐阜県八百津町がハヤブサで町おこし 人気小説のモデルにちなみ

2024.02.26 00:00

ハヤブサ・ミュージアムの展示の模様

 岐阜県八百津(やおつ)町はハヤブサ・ミュージアムを開館した。町の情報発信拠点の役割を担う。

 同町は池井戸潤氏の小説「ハヤブサ消防団」の舞台となった架空の町「八百万(やおろず)町」のモデルとされる。これにちなみ、知名度向上や誘客につなげるハヤブサプロジェクトを立ち上げ、作者の公認を得て町一体となった事業に取り組んでいる。ミュージアムはそのシンボル的存在。

 人道の丘公園内にあり、テレビドラマのセットを中心に、小説の生原稿などを展示している。料金は高校生以上200円。公園内の杉浦千畝記念館との共通券(400円)もある。

 24年度中に別棟を新築し、交流人口の拡大と観光推進を目指す。

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