水上温泉の廃旅館でマルシェ 再開発後のにぎわいを一足先に

2023.11.06 00:00

 群馬県の水上温泉で10月8~9日、解体が進む旅館の一角を利用した廃墟再生マルシェが開催された。みなかみ町、群馬銀行、オープンハウス、東京大学大学院都市デザイン研究室が主催。21年に始動した「産官学金連携まちづくり」事業の一環。昨年に初めて実施し、今年は会場を2つに増やした。

 会場となったのは、温泉街の真ん中に位置し、約5年間廃墟となっていた旅館「旧一葉亭」エネルギーセンター。廃ホテルの社員寮だった「旧ひがき寮」も、昨年に続き会場とした。

 旅館で利用されていた瀬戸物や着物、廃材を使ったアクセサリーなどを売る店など、昨年の約2倍の30店舗が出店。アーティストと参加者が一緒に楽しめるキャンドルナイトも開催した。

 水上温泉では廃屋が点在する状況が続いてきたが、開発プロジェクトが進んでいる。マルシェは数年後に誕生する温泉街の中心広場と施設のにぎわいを一足早く感じ取れる機会とした。また、2つの会場を行き来することで「歩いて楽しめる温泉街づくり」への第一歩を表した。

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