コロナ倒産、観光関連295件 ホテル・旅館が高水準

2022.08.29 00:00

 帝国データバンク(TDB)によると、新型コロナウイルス関連と確認できた全国での倒産のうち、観光関連事業者(ホテル・旅館、旅行業、観光バス、土産物店など)の倒産は8月23日現在までの累計で295件となった。全業種では3924件。これを業種別に見ると、飲食店(593件)、建設・工事業(495件)、食品卸し(200件)に次いでホテル・旅館が158件と高い水準にある。旅行業は46件、タクシー・バス運行は45件。

 発生時期別では20年が840件、21年が1769件、22年はこれまでに1315件となっており、年計で2000件に達するペース。月別では今年3月が208件で最多となり、その後も7月まで170~180件の状況が続いている。

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