5月の百貨店外客売上高約2.5倍 客数185%増 4月から伸び拡大
2022.07.25 00:00

日本百貨店協会がまとめた5月の訪日外国人客の来店動向によると、調査対象88店舗の総売上高は前年同月比147.7%増の約62億円となった。2カ月連続のプラス成長で、伸び率は4月の47.5%増に比べ大幅に拡大した。購買客数は185.0%増の約1万5000人。
コロナ禍前の19年5月との比較では、売上高は80.0%減。購買客数は96.8%減と落ち込みがより大きいが、1人当たり購買単価が約41万円と高止まりしており、売り上げを押し上げる要因となっている。
品目別に見ると、ハイエンドブランドなどが人気の一般物品が196.8%増の約56億円で全体の9割を占めた。一方、化粧品や食料品など消耗品は1.7%減の約6億円だった。
【あわせて読みたい】4月の百貨店外客売上高47.6%増 客数2割増で3カ月ぶりプラス
カテゴリ#観光統計#新着記事
-
?>
-
1月の百貨店免税売上高619億円 春節効果で同月過去最高 単価もプラス転換
?>
-
主要旅行業者の12月総取扱額、19年比21%減 三越伊勢丹ニッコウは54%増
?>
-
主要7空港の11月利用実績、羽田が中国人旅客で唯一プラス
?>
-
1月の客室利用率73.1%、関東・近畿けん引 全国6地域で下回るも
?>
-
24年の免税売上高、過去最高の6487億円 百貨店87店舗 コロナ前から88%増
?>
-
主要旅行会社の11月取扱額、回復率8割 コロナ前比較 8社がプラス
?>
-
外国人入国者、福岡空港は19年比2倍 主要7空港の10月実績
?>
-
客室利用率、東阪で明暗 12月速報値 10ポイント以上の開き