感染症危険情報、36カ国でレベル1に ツアー本格再開へ
2022.06.06 00:00
![](https://www.tjnet.co.jp/wp-content/uploads/2022/06/suitcase-991314_640.jpg)
外務省は5月26日付で感染症危険情報を見直し、感染状況が特に落ち着いている36カ国・地域について、レベル2(不要不急の渡航自粛)からレベル1(十分注意)に引き下げた。4月に106カ国・地域をレベル3(渡航中止勧告)からレベル2に引き下げていたが、心理的ブレーキがかかるとして旅行業界が早期のさらなる引き下げを要望していた。
レベル1の中には旅行需要の高い米国・カナダ・シンガポール・タイ・ベトナム・香港・英国・オランダ・スペインなどが含まれる。日本帰国時の水際対策が緩和されたことと併せ、募集型企画旅行が本格的に再開していくとみられる。
クラブツーリズムは引き下げを受けて30カ国への添乗員同行ツアーの販売を本格的に再開した。3密対策、体調管理、正確で豊富な情報提供を徹底し、感染リスクを避けるため1カ国周遊を中心に設定。出発前に万一、コロナに感染した場合、診断書があれば取消料を無料にする(12月31日出発分まで)。
【あわせて読みたい】JATA、感染症危険情報への対応明示 企画旅行の判断基準に 「このままでは観光孤立国に」 観光関連団体、水際対策緩和要望で危機感あらわ
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