ドイツ観光局、観光再開で活動加速 イベントも続々復活
2022.05.30 00:00
ドイツ観光局は日本とドイツ双方の水際措置緩和により海外旅行が再開したのに伴い、活動を加速させている。5月初旬に3年ぶりとなるドイツトラベルマート(GTM)をオーバーアマガウで開催。5月18日には東京都内でプレス発表会を開き、今後の事業方針を紹介した。西山晃アジア・オーストラリア地区統括局長/日本支局長は、「長かったコロナ禍もようやく終わりを告げる。さらに規制が緩和されれば日本人の海外旅行は加速していく」と期待を示した。
ドイツでは、コロナ下でもベルリンの新ナショナルギャラリーなど施設の開業は途絶えず、ここに来て大規模イベントが続々と再開し、受け入れ環境は整っている。回復初期のターゲット層は業務渡航、海外留学、個人旅行、10人以下の小グループ。22年の重要テーマである都市&文化、自然、サステナビリティーに沿って、体験や付加価値の高い旅行を提案する。
都市&文化では、王道のルートから少し離れた町の魅力を訴求。サステナビリティーでは、まだ知られていない絶景など、環境保護・保全に裏打ちされた自然の美しさを絡めて紹介する。
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