1月の百貨店外客売上高12.5%増 客数2割減も単価上昇で下支え
2022.03.28 00:00
日本百貨店協会がまとめた1月の訪日外国人客の来店動向によると、調査対象88店舗の総売上高は前年同月比12.5%増の約44億9000万円となった。5カ月連続のプラス。購買客数は21.0%減と落ち込んだものの、1人当たりの購買単価が42.4%増と大幅に伸び、売り上げを下支えした。ただし、新型コロナウイルス流行前の20年1月に比べると、売上高は85.9%減、購買客数は97.9%減。
売上高を品目別に見ると、ハイエンドブランドや服飾品など一般物品が49.7%増の約40億4000万円と拡大。これに対し、化粧品・食料品など消耗品は65.2%減の約4億5000万円だった。観光目的の訪日が解禁されないなか、一般物品が売り上げの多くを占める構図が続いている。
【あわせて読みたい】12月の百貨店外客売上高6.5%増 客数減も単価上昇 21年通年は3割減
カテゴリ#観光統計#新着記事
-
?>
-
主要旅行業者の6月取扱額、国内・訪日が19年比8割回復 募集型との差大きく
?>
-
主要空港の外国人旅客、羽田・福岡が1.5倍 コロナ前比較 米国・韓国の伸び顕著
?>
-
7月のホテル客室利用率81% 夏季イベントで好調も複数のキャンセル要因
?>
-
免税購買客、6月は過去最多の57.9万人 上半期の売上高初の3000億円台
?>
-
主要旅行業者の5月取扱額、19年比でも10社がプラス 業務渡航系が顕著
?>
-
主要7空港の4月利用実績 那覇が外客数74%まで回復 路線増が好材料に
?>
-
6月の客室利用率は前年割れ 閑散期と単価重視が影響
?>
-
5月の百貨店免税売上高、718億円で最高額更新 労働節で中国人客増
週刊トラベルジャーナル最新号
アクセスランキング
Ranking
-
箱根でロボット案内の実証実験 訪日客増でスタッフ確保に課題
-
来たれ!クルーズブーム 日本船建造ラッシュをてこに
-
「成長はリスクを取ってこそ」 カブクスタイル砂田CEO、HafHで第2ステージへ
-
HIS、旅行業の社内カンパニー設置 持ち株会社制移行を見据え
-
主要旅行業者の6月取扱額、国内・訪日が19年比8割回復 募集型との差大きく
-
高騰する米大学の授業料
-
HIS、コンテナホテルに出資 株式20%取得 地方への誘客拡大
-
交通空白解消へ概算要求274億円 ライドシェアで地域と観光の足を確保
-
ヤマト営業所で手荷物預かり 難波に自動搬送型の保管システム
-
産官学連携ツアーで完売目指す 阪急・日大・三島市 マネタイズのモデルを提言へ