2022年3月28日 12:00 AM
日本百貨店協会がまとめた1月の訪日外国人客の来店動向によると、調査対象88店舗の総売上高は前年同月比12.5%増の約44億9000万円となった。5カ月連続のプラス。購買客数は21.0%減と落ち込んだものの、1人当たりの購買単価が42.4%増と大幅に伸び、売り上げを下支えした。ただし、新型コロナウイルス流行前の20年1月に比べると、売上高は85.9%減、購買客数は97.9%減。
売上高を品目別に見ると、ハイエンドブランドや服飾品など一般物品が49.7%増の約40億4000万円と拡大。これに対し、化粧品・食料品など消耗品は65.2%減の約4億5000万円だった。観光目的の訪日が解禁されないなか、一般物品が売り上げの多くを占める構図が続いている。
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