新GoToに2685億円計上 国交省補正予算、健康証明の電子化も
2021.12.06 00:00
新たな経済対策の裏付けとなる21年度補正予算案で、国土交通省関係は総額2兆911億円となった。新たなGoToトラベル事業に2685億1700万円を計上し、既存予算の残額と合わせて1兆3238億5300万円を投じる。
観光関連では、訪日外国人受け入れ環境整備に99億8800万円を充て、宿泊事業者のサービス体制の強化や交通事業者等のキャッシュレス決済、ハイブリッドMICEの促進を支援する。観光DXには2億1900万円を割き、自治体やDMO、観光事業者、先進技術を有する企業が一体となった観光地の混雑回避などを促す。既存予算の残額を活用し、観光地の再生と高付加価値化(1000億2800万円)、地域の稼げる看板商品の創出事業(100億6700万円)も進める。
さらに、健康証明のデジタル化の試行を通じた航空旅客の利便性向上に4000万円を計上した。
【あわせて読みたい】新GoTo、段階的に割引率引き下げ 終了後の反動考慮 GW後は自治体主導に 観光庁概算要求、2%増の417億円 第2の故郷づくりや宿泊業の新モデル導入
カテゴリ#観光政策#新着記事
-
?>
-
観光産業底上げに国際機関が重要 PATA日本支部、活動を再び積極化
?>
-
観光庁予算、旅客税財源の比率83%に上昇 コンテンツ強化、ICT、DMOに注力
?>
-
文化観光の計画認定、旧醤油工場も たつの市など4件 制度開始から計57件に
?>
-
キャンセル料、法改正を議論へ 消費者庁、現行ルールが実態にそぐわず
?>
-
日本の国際会議件数、中・大型けん引で23年2.5倍 コロナ前比では38%
?>
-
日本インバウンド連合会、「ループバウンド」を提唱 広義のインとアウト循環
?>
-
関東運輸局、江戸街道プロジェクトを推進 統一テーマでブランディング
?>
-
訪日プレミアムツアーなど支援 観光庁補正予算543億円 地方誘客と消費拡大へ
キーワード#Goto#新着記事
キーワード#ワクチンパスポート#新着記事
キーワード#国土交通省#新着記事
週刊トラベルジャーナル最新号
アクセスランキング
Ranking
-
旅行取扱額で19年超え企業、11社に拡大 10月実績 海外旅行は7割まで回復
-
キーワードで占う2025年 大阪・関西万博からグリーンウオッシュまで
-
「海外旅行は国の大きな課題」 JATA髙橋会長、回復へ政策要望
-
肩書インフレという時代
-
観光産業底上げに国際機関が重要 PATA日本支部、活動を再び積極化
-
『日経トレンディ2025年1月号 大予測2030-2050』 勝負を決めるのは人間
-
旅行業の倒産、24年は低水準 零細企業中心に22件 すべて消滅型
-
ビッグホリデー、「旅行商社」を標榜 販売店との共栄へ新事業 まず介護タクシー旅行
-
海外旅行市場、若年女性がけん引 25年の実施意向トップ 国内旅行でも顕著
-
OTOAが5年ぶり新年会 海外旅行回復や支払い改善促進に期待