主要旅行業者の6月取扱額67%増、19年比は依然約9割減
2021.09.13 00:00
観光庁がまとめた6月の主要旅行業者45社の総取扱額は前年同月比67.3%増の519億5933万円となった。新型コロナウイルスの感染拡大に伴う旅行延期・中止の影響を大きく受けた前年からの反動増だが、19年同月比では87.0%減と回復には程遠い状況。すべての旅行分野で前年を上回ったが、19年比では国内が79.3%減、海外旅行は97.0%減、外国人旅行は91.0%減だった。
企業別に見ると、7社を除き前年同月比プラスとなった。国内旅行が大幅に拡大したT-LIFEホールディングスが約12倍。分野別では、海外旅行で業務渡航を主軸とするメルコトラベルや日産クリエイティブサービスの伸びが目立った。19年比では、富士急トラベルが19.8%減と回復が顕著だった。
【あわせて読みたい】主要旅行業者の5月取扱額284%増、19年比は9割減と厳しく
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